【ケントゥリア】感想

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 今回、紹介する漫画はジャンププラスで連載中の「ケントゥリア」です。

 第一話はこちらから読めます。

あらすじ

 自由を求めて奴隷船に密航した少年のユリアン。

 しかしユリアンたちを乗せた奴隷船が、とある呪われた海域に突入し、そこで大きな試練がユリアンたちを襲い… 

感想・見どころ

 「ケントゥリア」を読んで感想ですが、少年漫画版「ベルセルク」だと思いました。

ダークファンタジーの金字塔「ベルセルク」を読んだことが無いという人に、ざっくり内容を説明すると、主人公の傭兵ガッツは、カリスマ的なリーダーグリフィス率いる「鷹の団」と共に戦いますが、グリフィスの野望のために、「蝕」という儀式で、ガッツと「鷹の団」の仲間たちが生贄にされます。なんとか生き延びたガッツは、魔物や使徒を狩りながら、グリフィスに復讐する旅に身を投じます。

 「ベルセルク」のガッツは、「蝕」という儀式の時に、生贄の烙印を首に刻まれ、その烙印がある限り、一生魔物や悪霊に付け狙われるという設定があります。

 「ケントゥリア」の主人公ユリアンも、タコみたいな怪物の「海」と契約して、同じ奴隷船に乗っていた100人分の身体能力と命のストックを与えられ、あと海の魔物も襲ってこないと契約時に言われましたが、契約後すぐに海の魔物に付け狙われ襲われていました。

「ベルセルク」の主人公も「ケントゥリア」の主人公ユリアンも、常に魔物に付け狙われ襲われる設定です。

  あと「ケントゥリア」のユリアンが100人分の身体能力と命のストックという設定も、「鋼の錬金術師」に登場する、53万人の魂で作られた賢者の石というエネルギー源と不老不死の能力があるヴァン・ホーエンハイムの設定と似ています。

 あと「ケントゥリア」のユリアンが赤子を連れて旅をするのが、「子連れ狼」のように感じました。

 ちなみに「ケントゥリア」という意味は、ラテン語で「百(人)の集まり」という意味で、英語の「センチュリー」は、この語から発生したようです。

暗森 透先生について

 暗森 透先生は、「チェンソーマン」の藤本タツキ先生や「ダンダダン」の龍幸伸先生のアシスタントをしながら、何作かの読切を描き、「ケントゥリア」が初連載です。

読切作

殺し屋が養子を迎え入れる!?「KILLER PARENT」

 「KILLER PARENT」は凄腕の殺し屋の主人公が仕事で得たお金で自由を買い、元上司が家族を作った方が良いと提案し、養子を迎え入れるが…という話です。

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 「ガールナックルガール」は父親のDVで右目を失明された娘が、元プロボクサーの父に復讐するため、鍛えて地下格闘技で戦う話です。

月面に人型生命体!?「地球記録0001」

 「地球記録0001」は宇宙飛行士の主人公が、月面調査中に人型生命体に遭遇して…という話です。

不朽のあなたへ「不朽のミザール」

 「不朽のミザール」は世界的な大富豪の収集家が、彼の最高のコレクションの「不死者のミザール」と対話して…

まとめ

  まとめると、幸せが金で買える。以上です。

 おしまい。

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