今回、紹介する漫画は「チェンソーマン 第二部」です。
「チェンソーマン 第二部」の一話は、こちらで読めます。
あらすじ
学校でぼっちの主人公の三鷹アサは、正義の悪魔と契約した委員長の恨みを買い、殺されてしまうが、戦争の悪魔ヨルに体を奪われ復活。
チェンソーマンを探しだし殺すことができれば、体を返すと言うヨルだが…
感想
チェンソーマン第二部つまらない!?
ネットでの感想やレビューなど見ると、チェンソーマン第二部はつまらないという感想が多いですが、著者は今回「チェンソーマン」第二部をレビューするために、コミックスを一気読みしましたが、お面白かったです。
第二部の初っ端から、戦争の悪魔ヨルの、人間を殺して武器にする能力で、主人公の三鷹アサの担任の田中先生を殺して、脊髄が剣の状態になった田中脊髄剣という武器を作るアイデアが面白く、
あと昔、話題になっていた「ノストラダムスの大予言」ネタや、オウム真理教や統一教会、幸福の科学などの新興宗教をモデルにした「チェンソーマン教会」が登場して面白かったです。
戦争の悪魔や飢餓の悪魔など、「ヨハネの黙示録の四騎士」をモデルにした悪魔が登場して、どのように物語が展開するのか楽しみです。
「チェンソーマン」以外にも、「ヨハネの黙示録の四騎士」を題材にした鈴木央先生の「七つの大罪」の続編「黙示録の四騎士」も面白いので読んでみてはいかがでしょうか。
オマージュ・パロディの元ネタ
チェンソーマン第一部もオマージュやパロディネタが多かったですが、今回のチェンソーマン第二部もオマージュやパロディがあります。
第二部の初っ端から「タコピーの原罪」と「100日後に死ぬワニ」のパロディです。
他にも、映画の脚本術の本で有名な「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」をネタにした話や(漫画のストーリを作るのに困っている人や行き詰っている人は、この脚本術の本を読むのがオススメです。あと「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術」もオススメです。)
あと敵の悪魔がチェンソーマンに学生一人と車に乗ったジジババ5人どちらを助けるかという、マイケル・サンデルの「これから「正義」の話をしよう」で有名になった「トロッコ問題」みたいなシチュエーションのシーンがあって、チェンソーマンの解答も面白かったです。
映画「ハプニング」の連続飛び降りシーンや、韓国映画「オールドボーイ」の廊下でのバトルシーンなどの映画のオマージュがたくさんあります。
まとめ
「チェンソーマン」第二部はつまらないという感想が多いですが、今回記事を描くためにコミックス12巻から18巻まで一気に読みましたが、「チェンソーマン」第一部から映画や漫画などのオマージュやパロディがありましたが、第二部もオマージュやパロディがあって読んでいて面白く、物語も先が読めない展開なので面白かったです。
「チェンソーマン」第二部が面白くないという方は、コミックス一気読みしてはいかがでしょうか。
おしまい。
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