「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」感想 あなたは、この漫画を一回読んで理解できますか?

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今回、紹介する漫画は大暮維人先生の最新作「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」です。
初見で、このタイトルを読める人はいるのでしょうか?

第一話はこちらから読めます。

あらすじ

「夜」という天災に故郷イギリスを追われた主人公の英国軍人のガオ。
そのガオが乗艦していた軍艦が日本の田舎町に墜落し、墜落事故の巻き添えで母を失った、祟り刀の巫覡(ふげき)である、もうひとりの主人公の仭(ジン)。

二人は出会い、再び襲いに来た「夜」に対抗するため、仭とガオは神々の力を借りて、「夜」の怒りを鎮める。

見所・感想

ここでは感想や見所などを紹介します。

圧倒的な画力!

大暮維人先生作品の特徴と言えば、圧倒的な画力でしょう。

今作も週刊連載とは思えないぐらいのクオリティなので圧倒されます。

双頭族の女の子がかわいい

もう一つの特徴は、女の子のキャラクターがエロくて、かわいいのが特徴です。

しかも、今作は他の漫画では見かけない、頭が二つの双頭族のヒロインが登場します!

感想

絵は相変わらずの神画力で、女の子のキャラクターもエロくて良いですが、お話の方は設定やキャラクターの情報量が多く、よく分からないところが多いので、「考えるな。感じろ」の精神で読みたいと思います。

もし新人漫画家が、新連載の企画で「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」のような漫画を編集者に出しても、
「訳わからん!、読者のこと考えてるのか!?」とか、「もっとキャラクターや情報量を減らせ!」と言われボツになるでしょう。

作者 大暮維人先生

ここでは大暮維人先生の紹介をします。

ちなみに大暮維人はペンネームです。読み方は「おおぐれいと」で、意味はOh!greatという意味です。

最初の投稿作を描いているときに、友達に手伝ってもらい、その時の雑談でペンネームが決まったようです。

投稿作を描いた理由も、パチンコで作った多額の借金を返済するため、賞金目当てで描いたという不純な動機です。

しかし、そんな不純な動機で漫画家になり、累計発行部数1300万部の「天上天下」や累計発行部数1800万部の「エアギア」など数々のヒット作を生み出し、数億の印税を稼ぐ売れっ子漫画家になるとは、人生わからないものです。

大暮維人流 ヒット作を生み出す漫画術

ここでは大暮維人先生が、どのように漫画を創っているのか、Xに投稿されていたので紹介します。

魅力的なキャラクターを生み出す方法

他の漫画家の先生方たちも、ラクガキ帳などでキャラクターの喜怒哀楽の表情や仕草などを描いていたら、性格や方向性が固まっていくと言っていました。

アイデアのつくり方

アイデアがひらめく場所で有名なのは、古代中国の学者が著作で紹介した「三上」ですね。
この「三上」の場所は、

・馬上:馬の上(馬に乗って移動中に)
・枕上:寝室
・厠上:トイレ

あと有名なのは、「4B」ですね。
こちらは、

・バス
・ベッドルーム
・バー
・バスルーム

考えに考え、アイデアに行き詰ったときに、上記の場所に行くと、アイデアがひらめく確率が高くなるようです。

信じるか信じないかはあなた次第です。

漫画を描くときに大切にしていること

同じようなことを、「スラムダンク」や「バガボンド」を描いた井上雄彦先生が、昔NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で言っていました。

漫画家に一番必要なこと

長期連載で有名な「こち亀」の秋本治先生は過酷な週刊連載を、ほとんど徹夜作業はやらず、規則正しいサラリーマンみたいなスケジュールで週刊連載していたのは有名な話です。

あと「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦先生も規則正しいスケジュールで連載していた話も有名です。(ウワサでは波紋使いかスタンド使いのようです。)

作画

ここでは大暮維人先生の作画法や資料用の写真の撮り方、仕事道具の紹介をします。

大暮維人先生は現在ほぼデジタルで作画をしています。

使用しているソフトはクリスタフォトショップで、機材はMac Proワコムの32インチの液タブのようです。

「エアギア」の背景の一部からデジタルになり、「バイオーグ・トリニティ」最終話からペン入れをデジタル移行したと答えています。

あとアナログ時代の画材も紹介します。

作画映像

作画中の動画もあったので貼っておきます。

資料用写真の撮り方

資料用の写真の撮り方も載せておきます。

取材のやり方

まとめ

情報量が多く、説明もあまりないので、AmazonのレビューやXなどで、ストーリーが意味不明や、訳分からん!などの感想が書かれていますが、一方では面白いや、こういう漫画好きなど書かれているので、万人受けではなく、好みが分かれる漫画です。

まだ物語は始まったばかりなので、どういう展開になるのか楽しみな漫画です。

おしまい。

追記:記事を書くために2、3回読みましたが、よくわかりませんでした。

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