今回、紹介する漫画は裏サンデーで連載中の「雷雷雷」を紹介します。
第一話はこちらで読めます。
あらすじ
物語はエイリアンとの戦争で勝利した50年後の世界が舞台で、主人公市ヶ谷スミレは父親が残した借金を返済するため、エイリアンが残した宇宙害蟲を駆除する会社に勤務。
ある日、出勤中にUFOにさらわれ、エイリアンに改造手術されて、スミレの日常は一変、軍事企業から狙われて、スミレは元の身体に戻ることができるのか!?
「雷雷雷」の感想
「雷雷雷」を読んだ感想を紹介します。
「怪獣8号」よりも「雷雷雷」の方が好き
ネットではジャンプ+で連載中の「怪獣8号」のパクリと言われていますが、著者はこちらの「雷雷雷」の方が面白いです。
「怪獣8号」を読んでいましたが、1,2巻辺りは面白かったですが、登場人物の多くがテンションが高く、やる気満々で読んでいてしんどくなって、読むのを途中でやめましたが、「雷雷雷」はギャグが多く読みやすいです。
小ネタ、パロディがおもしろい
スミレが仕事終わりにスーパーの半額の弁当争奪戦で、弁当を取ったと思ったら、サザエさん一家みたいなキャラたちに弁当を横取りされるところや
スミレが家に帰り、夕食を食べながらテレビを見ているシーンで、その時にやっていた番組が「ビートたけしTVタックル」の「超常現象スペシャル」みたいな番組で、その番組内で大槻教授と韮澤編集長のバトルのパロディや
スミレが朝起きたら、片腕が害獣のゴツイ腕になっていて、それを隠すため赤いカーテンで隠すんですが、その姿が「AKIRA」の鉄雄みたいだったり
スミレが害獣に変身し、ライデン社という軍事企業に捕まり、その企業で働くことになりますが、雇用する時に本当にありそうな給与とか詳細が書かれた雇用契約書を1ページまるまる載せたり、
単行本本体の表紙には、スミレが働いていた害虫駆除会社サオトメバスターズの社員紹介が描かれていて、スミレや他の社員の顔が、ブラック企業の求人募集や会社紹介の写真で、顔は笑顔だけど目は死んでいる社員のように描かれていて面白いです。
あと、ハヅキが休みの日にプレイしているゲームが「ヴァンパイアセイバー」なのも良いです。
作者 ヨシアキ/芳明 慧先生の紹介
作者のヨシアキ先生の事を調べましたが、情報が少なく、分かった事だけを書きます。
「雷雷雷」連載前に、2作品連載してました。
初連載は「蝕人孤蟲」で、あらすじは、ある寄生虫で母を亡くした主人公と妹が、昔住んでいた八丈島に離婚した父が住んでいて、その父を頼りに移住するが、主人公の友達や、頼れる人たち、そして妹が寄生虫に感染していき、なぜ主人公の周りだけが、寄生虫に感染していくのか!?という話で、ホラーサスペンスな話が好きな人は読んで損はない作品だと思います。
2作品目は「殺し屋は今日もBBAを殺せない。」です。
あらすじは主人公のめっちゃ強いおばあさんが、5000万円の懸賞金を懸けられ、次々と殺し屋に狙われるという話ですが、あらすじを読んだら物騒な漫画ですが、最初の方はギャグ漫画ですが、終盤の方では結構シリアスな展開になっていく漫画です。
ヨシアキ先生が子供の頃、好きだった漫画は「ドラゴンボール」や「まんゆうき」、「浦安鉄筋家族」、「爆走兄弟レッツ&ゴー‼」などで、ヨシアキ先生の年齢は30代後半~40代前半だと思います。
あと、どうでもいい情報ですが、著者が初めて自分のお小遣いで買った漫画は「まんゆうき」2巻です。
あとヨシアキ先生がアシスタント時代のエピソードの動画もありましたので載せておきます。
ヨシアキ先生はスニーカーが好きで、「雷雷雷」のコンバットスーツの靴はリーボックのインスタポンプフューリーで、監査部のキヨハルはナイキのスニーカーを履いていて、前作「殺し屋は今日もBBAを殺せない」では、ナイキのスニーカーを履いているキャラが多かったです。
まとめ
前作の「殺し屋は今日もBBAを殺せない」は結構面白かったですが、単行本の売り上げがあまり良くなく、打ち切りっだったので、今回紹介した「雷雷雷」もパロディもストーリーも面白いので、最後まで読みたいです。
おしまい。
コメント